秋本美穂 鬼の絵本 歌詞

どれくらい昔 遠い国の話
鬼の父、娘  暮らしていた
慎ましい生活 無理はせず穏やかに
青い月、見てた ずっと見てた

身を潜め暮らす 山の奥深くで
鬼は食う、人を 知らぬ娘

今日のご飯はなんだろな?
甘い果実なら嬉しいな
でも赤いお肉
どこどこと脈打っているのに

さあ、これを食えと
差し出された心臓
親父の口は赤く
べっとりと染みついて
じゃあ死にたいのか
食わなきゃ生きていけない
生きるために喰らうのだ
それが正義だ

青い月、照らす 君の頬を照らす
それは何? 答えはなんだろうね
青い月、見てた 全て見てた

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