青い点滅信号を
駆け足で渡ってく
額にはじんわりにじむ汗
アスファルトを反射する光が眩しいなあ
もうすぐ夏が終わってく
いつか君と見た夢は幻に変わった
思うほど上手くはいかないようだ
陽炎が揺らいでいる その先に君が
いたような気がしただけだった
溶けて消える甘い記憶
一夜限りの淡い恋
ゆらゆら 揺れてる心を
ブレてる心を見せられないから
今、話せない
溢れ出す涙が頬を伝う
あれ？まだ水曜か？気分はもう金曜
会いたい気持ちが走っていく
アスファルトに染み込んだ雨の匂いが
恥ずかしいあの時を呼んでる
傘の中に閉じた記憶が
どこか遠く飛んでいく
ゆらゆら かじかんだ指が
冷えきった皮膚が張り裂けそうなら
もう離せない
あなたのTシャツの裾を
引っ張る左手 震えて
ゆらゆら 揺れてる視線は
2人の足元行ったり来たりしている
動かないこの時
進むのが怖いよ、このままがいいよ
時間よ止まれ
ゆらゆら
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