痛みがあるの ならば まだ
あなたの腕は
繋がっている 絶望的な傷を超え
心があるの ならば まだ
あなたの腕は
大切な誰かを 救うことができる
弱く細く白い清らかな
茎に見せてあげて
太陽を
離さないで あなただけはその手を
でなきゃあの子 本当に一人
人は誰も一人で生まれるなら
できることは 何もないと
本当に思うの
後ろ向きでも 後ろ歩きをすれば
ほら 前向きなのと
おんなじように進んでる
冗談めかし口ずさむように指切り
何も知らないまま 無くした物語
弱く細く白い清らかな
茎の持つ力を信じてて
離さないで
生きることが 怖いの
不自由でも 君と二人
違う景色喘ぐように探しても
この手の中何の種が
残せると思うの
離さないで あなただけはその手を
でなきゃあの子 本当に一人
離さないで生きることが怖いの
不自由でも 君と二人
蝋の翼 無力さに惑う時あなたの声
呼び戻せる信じててほしいの