君といつか目指した
空の色をおぼえてる
どこかでまだ届くと
僕はなぜか信じてる
島はもう春だ
ツクシが背伸びして
渡り鳥もここだよ
戻らぬは君ばかり
もしも も一度
会えたら
ね 仲直りをしよう
昔みたいに 二人で
水面に漕ぎ出すんだ
一人ぼっちに戻った
旅の空はあさぎいろ
一足 先に着いた
雲の上はどうですか
風がなくなって
僕は寂しいよ
変わらず話せたのは
この地上君ばかり
僕らが生まれついた
星の理では
二度とああして
笑える日々は
戻らないだろう
幾星霜生きても
君とならば大丈夫
そうやって僕は勝手な
幸せを描いてた
故郷からの道筋を
恨んだりはしないよ
一つ一つ失って
残れるは君ばかり
だった
あなたの成した決意は
間違いじゃないんだよ
僕が一番あなたに
言わなきゃいけなかった