充分な日々時間 その時わかっていた
この手の中には 扉の開ける鍵は
どこにも見当たらなく
いつの日か 貴方からきっと
くれるだろうって
ずっと待っている時間
余りに突然終わったから 気がついた
何もない空間 ただ側にいる事すら
もうかなわない
今だからわかる事が多くて
残した気持ちの分の涙は
みんな誰も貴方さえも 知らずに
今日もまた始まっていく
扉の鍵は最初から
貴方が持ったままで
誰の手にも渡る事なく
今もそのまま
探しに行かず 追いかけずにいた
私からは今になって 溢れる想いは
悲しいほどに