青い空を追いかけた
毎日同じ空気の中泳いだ
いつも通りの風が仰いだ
代わり映えなく前ならえする人の
背中を横目で見て追うんだ
初めてだった
吸い込まれた大きな壁に
僕は今やっと息をし始めたばかりだ
何枚も繰り返し描いた
未来図にはまだ届かないけど
反対色目を逸らさずにいられないや
走り出した胸の音が
青く染められたんだ
何回も躓いて見えた
眩しすぎてまだ目は霞むけど
今以上重ねる度
深みを増す様に
積んできた自信
この手に背負い
進み始めた
高く飛ぶように
当たり前がいつか重荷に変わった
いつからか息継ぎすら忘れてた
初めて会った
目覚めた夢見つめる瞳に
僕が今目指す先は
向き合う自分自身だ
何枚も重ね身に付けた
僕が僕でいるための鎧で
勝手に強くなった気だけ膨らんで
いつからか弱い自分も
見ないふりしてたんだ
何回も見つめ気がついた
胸を張って好きなものは好きと
誇れる場所で戦う僕は美しいんだ
積んできた自信 この手に背負い
進み始めた忘れないように
初めてだった
吸い込まれた大きな壁は
腕を引くように息を
吹き込んだ
何回も繰り返し魅せた
憧れにはまだ程遠いけど
重ねてきた偽りの自分を壊した
勢い増す衝動は変えられないや
欄外に描き連なった
可能性はいつの間に膨らんで
気づかないフリしても
目を逸らせない程
光りだすから見つけ出したら
進み始めた
高みの未来へ