ヘンゼルとグレーテルは森の中の家で留守番
両親は延びに延びた新婚旅行でパリへ
ヘンゼルはビートキャッチプリキュアにずっと釘付け
グレーテルはブリーズビートキャンプに無我夢中
家に突然老婆が訪問してくる
「豪華なおかしの家へ招待します。」
怪しむことを知らずついていく二人
ドアを開けたその先は・・・
野菜で埋め尽くされた部屋にヤサイの王子
「菓子などいらない!野菜を食べるのだ!」
野菜嫌いなグレーテルわっと泣きだす
「お菓子の部屋が見たいよお・・・」
プリキュアがいればコイツを倒せるのにと思うヘンゼル
老婆は元の家を取り戻そうとある提案
「今から作るケーキがまずかったらお前さんの勝ち。
さもなくば私の勝ち。野菜をもって出ていくんだ。」
おいしくたってマズイと言えばいいだけ
なんてマヌケなことをいうババアだ
自信満々に承諾した王子
素敵なケーキ その味は・・・
「なんだこのクソマズいケーキ!食いモンじゃねえ!」
「原料は野菜だけ。砂糖もないケーキさ。
お前さんは野菜をマズいと言うのかね?」
「なんだと!?これが野菜だと・・・!?」
「野菜野菜というが、結局味なのか。
お前さんに野菜を推す権利はない。」
「チクショウ!精神と時の部屋で修行だ!
家はくれてやる!覚えてろ!」
ヤサイ王子は去り お菓子の部屋が無事に戻り
夢のような場所にヘンゼル達は大はしゃぎ
「このショートケーキのイチゴ、おいしいね♪」とグレーテルが笑う
それは王子が回収し忘れたプチトマトでした