北風が通り過ぎて
僕たちに春を謳い続ける
君はそれを見ている
君を思っているよ
東京の風はいつも
孤独な夜を僕に与える
空の財布 握りしめて
帰路に立つ 僕の横顔
街灯の灯りが この町に命を与える
君は空を見ている
離れた夜に ずっとこの手を
支えた今に きっとその手を
離さないから 離さないから
もっと ずっと 強く抱きしめたら
華やかな夜 ずっとこの手で
爽やかな今 きっとその手で
離さないから 離さないから
きっと そっと 笑顔でいられるよ
週末の空は 赤く 街の中
他人(ひと)を照らしつづける
碌なことがないと 今日も振り返る
それでも僕らは 今を生きる
汗水垂らし 歩きつづける
たとえ道がなくとも
その未知を楽しんでいく
教室の消灯が 今日という日に
終わりを告げる
僕は空を見ている
離れた夜に ずっとこの手を
支えた今に きっとその手を
離さないから 離さないから
もっと ずっと 素直に生きられる
華やかな夜 ずっとこの手で
爽やかな今 きっとその手で
離さないから 離さないから
きっと そっと 悲しみを忘れて
離れた夜に ずっとこの手を
支えた今に きっとその手を
離さないから 離さないから
もっと ずっと 強く抱きしめたら
華やかな夜 ずっとこの手で
爽やかな今 きっとその手で
離さないから 離さないから
きっと そっと 笑顔でいられるよ