夏目 青の展覧会 (feat. 初音ミク) 歌詞

何も出来ずに夜になってゆく
夢なんて無い方がよかった
丸めた世界ゴミになってゆく
八月の筆に影がさす

開いた窓から抜け出せずにいる
あの日の記憶と君の声が邪魔をする
それでも「心があふれるよりマシだと」
押しつぶして

青く染まって弾けた君が言ってた暑すぎる夏
忘れないように描いていたはずなのに
屋上、雲、潮風 滲むほど大人になってゆく
夢とやらも置いてきてしまったみたいだ

街灯が揺れる酔いが回る
夢ならば覚めなければよかった
街ゆく人を馬鹿にして歩く
僕だけが特別なんだと

閉ざした未来が語りかけてくる
「調子どう?僕はね、おかげさまで順調さ。
あぁでも君はさ大変なんだろう?」と
笑っている

「何がわかる」と弾いた鼻で笑った退屈な夏
気づかないように描いていたはずなのに
僕は特別じゃない 思えば大人になっていた
夢とやらは所詮人生の暇つぶしだ

あの時で止まってるんだ 茹だる暑さと駐輪場
ペダルを漕げばもう数分 君は後ろに乗っていた
あの時を思ってたんだ 何を描いても楽しかった
何も考えずに描いていた お金にならないあの時だ
あぁようやく出られそうだ
「忘れてしまえ」
「忘れてしまえ」と繰り返して

下手な輪郭それでも君は言ってた「好きだから」と
忘れないように描いているそれだけだ
屋上、雲、潮風 虹がかかって夏が終わる
夢を描く青い青い展覧会を

どうしたって報われないような
そんな世界を絵の具にして
僕は君を描いている
もう誰にも分からないが
僕の記憶が君の証明だ
涙を堪えてもう一回
息を吸って筆を持つ

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