雫が溢れて目を覚ます
花束を片手に部屋を出る
水溜り映す濃い青色
きょうも夜が明けて
1日が瞬きの様
雨が降って傘が咲いていく
水滴は星たち
明日止んでも心を濡らす空が
きっときっと揺れる
僕を僕を見てる
大通りに出て愛を探す
花束と肩が濡れてくる
誰一人も居ないのだから
全部僕のものでいいでしょう
揺れる街灯朝焼けにほら
星みたいに煌めいて
花を置いては夜が泣いている
月だけを残して
何をやっても上手くいかないだから
君の声を聞かせて夜が夜が明ける
雨が止んだ水滴は星達
花は枯れたよ僕だけを残して
朝になった花が咲いていく
瞬きをしたってさ
雫は落ちて雲ひとつもなくて
僕は僕は笑う
きっと君も笑う